[香港]最高峰・大帽山(タイモーシャン)ハイキングの頂上は天文台!

3 min
View from Tai Mo Shan

タイモーシャン(Tai Mo Shan)またはタイモーサンは、香港で一番高い山、957m。
「360度見晴らしがいい〜!」と喜べない、ちょっとがっかりな頂上です。
でもそこへ辿り着くまでの眺めは壮大!
高層ビル群がそびえ立つ街、その奥に広がる小さな島々、そして山の美しい連なりが一望できます。

トレイルは単純往復約9kmですが、距離に驚くなかれ!
天文台までは、舗装されたアスファルトの道をひたすら歩くだけなので難しくありません。
トレッドミル(ランニングマシーン)10度ぐらいの傾斜をつけて歩き続ける感じ。

「そんなに歩きたくないよ〜」という方は、車で半分の距離まで乗り入れられます。
小さなお子さん連れの家族も多く、バギーを押している親御さんも見かけましたよ。

今回はタイモーシャンカントリーパーク入口から天文台まで歩き、そのあと川龍まで下ります。
川龍村には街の飲茶店とはまた一味異なる美味しい店があるので、この機会にぜひ寄ってみてください!
詳細は、川龍村の端記茶樓で過ごす幸せ飲茶時間♪ をご覧ください。

Tai Mo Shan
ガスっていましたが、セントラルやランタオ島、遠い島々まで見えました。

香港で一番高い山はファミリー向けハイキング

大帽山トレイルマップ

trail course

距離:約9km (単純往復)
今回は川龍まで下る10.5km
時間:3時間
難易度:初級
つぶやき:川龍で飲茶を食べる口実に登る

大帽山郊野公園(タイモーシャンカントリーパーク)

signage

バスの車窓からこの郊野公園の標識が見えるので、バスを降りたら入口まで戻ります。
マクリホーストレイルsec.8の始まり。

扶輪公園(ロータリークラブパーク)

Tai Mo Shan Country Park

カントリーパーク入口、右手にキャンプ場があります。
売店、公衆トイレ、BBQができる場所もあり、とても賑わっていました。

この先は木陰がないので、十分な水分補給をしてから歩きましょう。

Tai Mo Shan

山の上に立つのは香港天文台。
往来する車に気をつけながらアスファルトの道を登ります。

アスファルトの道に飽きたら、所々マクリホーストレイル(MacLehose Trail)が交差しているので気分転換に歩いてみるのはいかがでしょう。

大帽山観景台

Taiwanese Cherry Blossoms

2月から3月にかけて、台湾からお嫁にきたかわいらしい桜が咲きます。

休憩場所によいのですが、なにせ木陰がない!東屋は早い者勝ち。

Trail Road

香港で2番目に高い山、ランタオピークの方が最高峰よりもめちゃハードです!

チャレンジャーは、絶景ランタオトレイルを行く〜ケーブルカーからもまた絶景♪をご覧ください。

大帽山への行き方〜2通り

バスでの行き方

Exit A

MTR荃灣(ツェンワン)駅の出口Aを出たら、左手に見えるこの階段を上がります。
Googleマップが何を示しても、出口はA

バス停を探すのが思いのほか大変で、20分程グルグルしてしまいました。

Tsuen Wan St.

51番バスに乗ってカントリーパークへ。乗車時間は約30分。

始発ではないので定員オーバー。
次のバスを待つことに(朝9時頃)

歩きたくない方は車でGO!

view with hut

この場所まで車の乗り入れが可能です。
Googleマップで確認
タクシーまたはUberを使ってここまで来たら、その先は往復5km頑張って歩きましょう。

帰りは、運が良ければ乗客を乗せてきたタクシーをつかまえられるかもしれません。

大帽山から川龍 (Chuen Lung) 村への行き方

川龍村までのトレイルマップ

Trail to Chuen Lung

川龍村へ行くには2コースあります。
今回はBコースで向かいます。(勝手にBと呼ぶ)
登頂後、まずは車が乗り入れ可能な駐車場まで下ります。

Aコース:駐車場から3.2km
売店のある駐車場まで戻ります。
駐車場の奥に大帽山家樂徑(Tai Mo Shan Family Walk)があるので下って行きましょう。

Bコース:駐車場から3.5km
地図の通り、車の乗り入れ可能な場所まで降りたら、左の道を下って行きます。

Bコースの道のり

Chuen Lung village view

来た道とは異なり山道もあるので、気持ちがよいです。
蛍の生息地にもなっている小さな滝の前を通りユースホステルまで来たら、左に上がる道があるので、ユースホステルを迂回しながら進みます。

Narrow Trail Road

山道を上っては下り、村に近くなるにつれ道幅が狭くなります。
人が一人通れるほどの狭さ。
小枝が身体に触れるので、気になる方は長袖と長ズボンで行きましょう。

Wild cows rest

臭いがきついと思ったらすぐ側で10頭ほどの野生の牛が休憩中。

このBコース、雨の降った翌日は足元が滑りやすくなると思うのでおススメめしません。
また、暖かくなったら小枝や草で更に道幅が狭くなるのではないかと少々懸念。

山を降りたら、美味しい飲茶を食べに行きましょう♪
ただお店は14時に閉まってしまいます!
ギリで飛び込むと色々な種類を食べれないかもしれないので、食い気が勝つ方は時間配分にご注意ください(笑
Enjoy〜♪

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