ビクトリアピークへの行き方7通り〜比較早見表付き!

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香港に来たら、誰しも一度はビクトリアピークを訪れているのではないでしょうか。

「ピークトラムに乗ってスカイテラス展望台から100万ドルの夜景を〜」
この100万ドルの真偽はひとまずおいておき、ピークは香港観光名所の代表格です。

それもそれはず。ピークからのような景色は、世界中どこを探してもありません!
一度は行って欲しい場所ですが、ガイドブックの写真のような景色がみれるかどうかは天気次第
限られた滞在中にクリアな景色が見れたら、とってもラッキーです♪

クリアな景色を観れなかった香港リピーターさんや初めてピークに行く方にも伝えたい。
ただスカイテラス428(展望台)からの景色をみて下りて来るだけではもったいないです!
感動する景色はスカイテラスからだけではありませんよ〜!!

もっと楽しめる行き方や、おすすめ絶景スポットを紹介します♪
(少し長い記事なので、比較早見表で行き方決めたら目次から飛んでください。)

中環からピークへの行き方と時間〜比較早見表

ビクトリアピークへは、トラム以外にもタクシーやバス、そして歩いて行くことができます。
この早見表は、MTR中環駅 (セントラル) から出発した際の時間や運賃の目安です。
選択肢はいろいろありますので、行きと帰りは別の道を選ぶなど楽しんでください♪

交通機関時間 / 徒歩の距離片道運賃一言でいうと
ピークトラム10分 + 10分/600m$37トラム待ち1時間の覚悟?!
タクシー10分〜$60〜時間優先!
2階建バス
(ミニバス)
40分〜
(35分〜)
$10.30
($10.20)
スリルあり2階建バス
(16人乗りバス) 
徒歩A65分〜/3.3km0エスカレーターでちょい楽ちん!
徒歩B60分〜/3km0動植物公園へ寄り道しよ♪
徒歩C2時間〜/6.5km0The エクササ〜イズ!
徒歩D30分 + 40分〜/2.5km$5.70~夏におすすめ!
おすすめ絶景スポットまでは歩いて片道15分です。プラスしてね。

ー2020年8月時点ー

Lugard Rd lookout
こんな晴れた日は何枚も写真を撮りたくなります!

Marisおすすめコ〜ス&アドバイス!

おすすめの時間帯は?
早朝〜午前中。夕方の日の入り前
香港は湿度が高いので、涼しい時間帯に行ったほうが体が少し楽です。

夜景もあわせて見たければ、日の入り前に到着しましょう!
昼間の景観は変化はそれほどありませんが、夕方からは明かりが徐々に浮き上がって来るのでロマンチックな光景を楽しめます❤️

おすすめのコースは?
歩いて登り、トラムで下りて来る!

「えぇ〜、香港に来て山のぼるのぉ〜!」と声が聞こえてきそうですが
そうです、のぼります!(スパルタ?!)

4コースあるので、時間と体力に合わせて選んでみてください。
汗はかくけれど、いい思い出と運動になるはず(笑
普段運動しない方も、食わず嫌いにならず、チャレンジあるのみ!

「気乗りしない・・・。」私も初めて誘われた時は、そう思いました。
でも道は舗装されているので歩きやすく、高層ビルと高さ競争しながら変わっていく景色を見ることで、プチ達成感もありましたよ。
結果、汗はかくけれど、ピークからのこれぞ香港!という景色を見て「頑張ってよかった〜!」と清々しい気持ちになりました(笑

ちなみに私たちの定番コースは、徒歩Cで登り、山を半周した後、朝のコーヒーを飲み、トラムで下ります。
(下りに面白さを感じない人と車酔いする人の組み合わせから)

Tram running

乗り物でピークへ行く方法〜3通り

やっぱり王道ピークトラム!

MTR中環駅からピークトラムの駅までは、歩いて10分
トラム駅はMTR中環駅と金鐘駅の中間の山側に位置しています。

ピークトラムの難点は、待ち時間。大陸からの団体客の長蛇の列ができます。

トラムに乗ってしまえば、わずか10分でピークに到着。
「散々待ってもう終わりっ?!」と言いたくなるかもしれませんが、香港が初めてであれば一度乗ってみるのもよいと思います。
首回りが緊張するぐらいの急勾配。車窓から見える斜めの景色を楽しめますよ。

時間はかかるけど観光バス感覚!

運賃は一番安いですが、停車しながら行くので時間はかかります。
2階建バスの2階に座ると、谷側はスリルある景色を楽しめます。

迷いやすいバス乗り場やタクシー乗り場への行き方を、MTR中環駅とMTR香港駅それぞれの駅から写真付きで案内しています。

タクシーで時間節約!

時間に余裕のない方、待ち時間をもっと有効に使いたい方は、タクシーで行きましょう!
中環駅周辺から、あるいは金鐘駅からもわずか10分ほどで行けます。
運賃はどちらの場所からもHK$60でした。(900円ほど~2020年8月時点)
香港の交通機関は、どれもお財布に優しく助かります。
(車酔いしやすい方は、トラムか徒歩がおすすめ。)

Peak Tower at night
〜夜のピークタワー〜

歩いてピークへ行く方法〜4通り

歩いてピークへ行く場合は、必ず明るいうちに登りましょう!
お水も忘れずに持っていってくださいね。また、山の上は風もあり涼しいです。
景色を堪能している間に汗はひいてきますが、ひいた汗で風邪をひかないように〜。

徒歩A:エスカレーターでちょい楽してピークへ!

ハイキングの中では最短コース!
ミッドレベルのエスカレーターに乗って、レストランやバー、マンションを横目に見ながら、1/3の距離をエスカレータに助けてもらい、残り2/3を自力で登ります。

徒歩B:香港動植物公園へ寄り道してピークへ!

MTR中環駅から子供も大人も楽しめる動植物公園を通り抜けて、ピークを目指します。
シンガポール、オーストラリアは別として、外国に観光に来て動物園に行く時間ってわざわざ作らないですよね。
ちょっと覗くのも気分転換になってよいのではないでしょうか。
でも多大な期待はしないでね。サルと鳥などがいる都会のオアシスです。

徒歩AコースとBコースは、Old Peak Roadを歩いてピークを目指すコースです。
徒歩4コースの中で、街を感じながら登れるのがこの2コースです。
急な坂もありますが、男女問わず美尻をつくりあげていくのによい傾斜です。
MTR中環駅からの行き方を、迷わないように写真付きで案内しています。

徒歩C:The エクササ〜イズ!

歩きたい方におすすめの長距離コース。(Hatton Road)
距離は長いですが、徒歩AコースとBコースよりは緩やかな道でピークを目指せます。
バギーを押して登っている外国人をたまに見かけます。(たくましい!)

さらに頂上を目指し、ピクニックしたい方へのおすすめスポットも載せているのでご覧ください。

徒歩D:夏ならば木かげの多いコースへ!

MTR中環駅からバスに乗って、ポクフーラム貯水池まで行きます。
このハイキングコースは木かげが多く、山からの水が貯水池に向かって流れているので沢もあり、沢の音がしばし暑さを和らげてくれます。

さらに、Marisお気に入りのスポットHigh West (西高山)までの行き方も載せています。

View from Peak
〜ポクフーラム貯水池と香港の島々〜

おすすめピーク絶景スポットへの行き方!

ピークへ着いたら、外せないのがルガードロード展望台 (Lugard Road Lookout) です!
ピークタワーからは歩いて15分ほどですが、舗装された平らな道なのでご安心を。

この道は、山をぐるっと一周 (The Peak Circle Road) できるようになっています。
まだ明るいうち、時間に余裕のある方は、そのまま一周3.5km (1時間〜) ほどのウォーキングはいかがでしょう。
お喋りしながら歩くと、あっという間に一周できますよ。

Entrance of Lugard Rd

ピークタワーの左手に標識があります。
道が5本ありますが、Lugard Road (盧吉道) を進みましょう。
15~20分進むと、「これぞ香港!」を楽しめます。

Lugard Rd street light

街灯番号14611まで歩いてね。

天気のよい休日の夕方から、三脚を立てての場所取りが始まります。
高価そうなカメラがのっている三脚の間に、携帯カメラで撮ろうと割って入るのは少しためらいます。

Lugard Rd lookout at night

国を問わず、夜景の見えるところはどこもデートスポット。なんだか新鮮でした(笑

日の暮れ始めから暮れるまでが、一番ロマンチック❤️
ポツリポツリと部屋の明かりがついてゆくのを見てると、心が温まります。

暗くなってからピークに到着した方へ

夜の展望台は、夜景を見に来る人、ウォーキングしている人、ランニングしている人もいて、人の通りはあります。
初めて行く方には、木々の生い茂った夜道は怖く感じるかもしれません。(⬆️こんな電灯だし)
でも「見たい!」気持ちのある方へのアドバイス

歩いて行くと、暗がりからキラキラとした夜景が現れます。
「おぉっ〜!」となりますが、まだそこは街灯14611ではありません。
その少し先にもっとアガル景色が待っているから、もう少し先に進んでくださいね。

Twilight
〜暗くなる前のひとときがロマンチック〜

いかがでしたか。
日中も夜も素晴らしい景色を見せてくれるビクトリアピーク です。
地形や歴史、そして地震がないからなせた景観!
世界中どこを探しても、こんな場所はありません。

一度訪れている方も、是非また登ってみてください。
行き方&楽しみ方は、紹介した通りいろいろありますから。Enjoy♪

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