香港島はとてもユニーク。
島の沿岸部に高層ビルが立ち並び、そのビル群のすぐ後ろには山。
山に登る道は整備されていて、香港市民の運動の場にもなっています。
日本で思うようなフル装備のハイキング感はないかな〜。
「ちょっと歩きに行こうか!坂道だけれど。」そんな感じ。
先日、サンダルで登っている外国人をみかけました〜(笑
感覚も人によって違いますね。
山に入ると自販機はないので、お水は必ず持って行ってくださいね〜!
それからサンダルではなく、スニーカーがいいですよ。
ピークへ歩いて登る行き方〜
徒歩Aコース:MTR中環駅からの最短コース!
ミッドレベルのエスカレーターに乗って、お店やマンションを横目に見ながら1/3の距離をエスカレータに助けてもらい、あとは自力で登ります。
徒歩Bコース:MTR中環駅から子供も大人も楽しめる動植物公園を通り抜けて、ピークを目指す欲張りコース!
最後の山道は徒歩Aコースと同じ、美尻強化にうってつけの坂道です。
A:ミッドレベルエスカレーター&徒歩での行き方
(注意点)
このエスカレーターは1本しかありません。
山側に住んでいる人の通勤時間を配慮し、10時までは下り、順次切り替え後、10:20以降は上りとなります。

MTR中環駅の出口D2を出て、山側に向かうとQueen’s Road Central(皇后大道中)があります。
この写真の場所まで右に歩いていきましょう。

左手のビルのエスカレーターをあがります。

ミッドレベルエスカレーターで
Conduit Road(干徳道)に出るまで、ひたすら上ります。

エスカレーターを登っていて迷いそうなところは、ここ。
突き当たりを左に行くとまたエスカレーターがあります。

Conduit Roadに出たら、左に向かって歩くと、Hornsey Road(香雪道)が見えて来るので登りましょう。
(写真)右手山側の道

Hornsey Roadの道の終り、突き当たりがOld Peak Road(舊山頂道)です。
右手の山側に向かって歩きましょう。
(写真)左手の道路は歩道がなく危ないので、このハイカーのように階段を利用します。

いよいよ、この辺りから傾斜がついてきますよ〜、うふっ!
がんばりましょっ!

さぁ、ここから美尻強化エクササイズ、30分!
ん〜、15分で行けるかな?!
(写真)右手の坂道

ひたすら長い坂道ですが、ベンチも所々あるので休憩を取りながら頑張ります!
(途中、公衆トイレあり)

登り切ると道が二手に分かれます。
右の道を進むとビクトリアピークはすぐそこ。

ピークに到着!
(この山の頂上ではないけれど)
写真はピークタワーです。ピークタワーやピークギャレリアで、食事や買い物ができます。
<下る時の注意>
このOld Peak Roadの登りはいいですが、下ることはあまりおすすめしません。
膝に負担がかかるので注意が必要です。
私は足が疲れすぎて、途中、後ろ向きで坂を下りたぐらいです。
下りる方は、靴の中で足が動かないように、靴紐を締め直して下りましょう!
B:香港動植物公園に寄り道してピークを目指す!
香港の美術館や博物館などは無料で入れるところが多いです。
この動植物公園ももちろん無料。市民の憩いの場となっています。
サルと鳥がメインで、大型動物はいませんが、しばし癒されます。
広いので、しっかり楽しんでしまうと時間をとられてしまうので気をつけて。

MTR中環駅のD1出口から山側に向かって歩き、Wyndham Street(雲咸街)を進みます。
(写真)中央の坂道

この道、Glenealy(己連拿利)を進みます。
右側の歩道を歩いていきましょう。

右手の細い道を進みます。

地下道を潜って進みます。
(地下道手前に公衆トイレあり)

少し登ると香港動植物公園の入り口が右手にあります。

道伝いに歩くと道路にでます。
右手の山を登ってピークを目指すのもよいですが、せっかくだからもう少し動植物公園をぶらつきましょう!
この道路を渡ります。
横断歩道はなく、道路がカーブになっているので車に気をつけて。

噴水が見えてくるので、その後ろにある階段を登っていきます。
まだここはビルの足元ですね。

散策後、奥右手出口に向かって歩きます。

公園を出たら左、Robinson Road(羅便臣道)を渡って直進。するとOld Peak Roadにぶつかります。
さぁ、このコースはここから美尻強化エクササイズの始まり〜!

あとは徒歩Aコースと同じ行程です。
頑張りましょう!
いかがでしたか。
登り道、特に初めての道は長い道のりに感じるかもしれませんが、登ってしまえば「歩いて行くのも悪くないなぁ」と思えるはずです。
道すがらビクトリアピークは観光名所ということだけでなく、香港に住んでいる人たちの体を動かす場でもあることに気がつくでしょう。
日本の沿岸部に住んでいると、山のあるところまで電車で行って〜と1日がかりのイベントですが、ここ香港ではビクトリアピーク は市民の生活の一部です。
ご興味持たれた方は、是非チャレンジしてみてください。
汗をかくのは覚悟です。でも価値はあります。Enjoy♪
さらに長い距離、ビクトリアピークの山頂まで行ってみたい方は、ビクトリアピークへハイキング〜中環からのおすすめコースとピーク山頂までの行き方!をご覧ください。