東澳古道は、香港国際空港のあるランタオ島の東涌(トンチュン)から大澳(タイオー)を歩く14kmのトレイルコース。
マングローブの生い茂る湿地帯、小さな村々を通り抜け、香港とマカオをつなぐ港珠澳大橋を見ながら、水上棚屋のあるタイオーまで歩きます。
前半は舗装された木陰の多い道。後半はゴロゴロと石が転がるが、景観のよい木陰のない山道。
時たま空港から飛び立つジェットの騒音はありますが、道は整備されていて、公衆トイレも比較的多くあるので、ハイカーに親切な道です。では行ってみましょう♪
東涌駅から大澳へのトレイルコースマップ
MTR東涌線の終点、東涌(Tung Chung)駅の出口Aから、車の通る大通り沿いを歩いて行きます。
標識も出ているのでトレイル入口まで迷うことはないでしょう。
東澳古道(Tung O Ancient Trail)の道のり
東涌炮臺 (Tung Chung Fort)
東涌駅から徒歩25分。
公衆トイレが見えたらすぐ。民家の間を通っていきます。
1832年(清朝時代)に再建された砲台は、かつて海軍本部、学校としても使われた歴史があります。旧日本軍が占拠したことも。
写真を見ての通り「香港記念史跡を見て回りたい!」という方は別ですが、ここはスルーしてもよいかと。
東澳古道 (Tung O Ancient Trail)への入口
トレイルの入口は2か所あります。
東涌炮臺に寄る方は、歩道橋を渡り、この入口から。
駅から歩いてきた方は、この一つ手前に入口があります。
東涌侯王古廟 (Hau Wong Temple)
1765年(清朝時代)に建立。
歴史建築物として登録されています。
参拝してから行きますか?
大仏で有名なゴンピン村に行ってみたい方は、ゴンドラ乗り場への行き方や、チケットの購入方法など絶景ランタオトレイルを行く〜ケーブルカーからもまた絶景♪からご覧いただけます。
小さな村々を通り抜けます。
庭先で野菜などを育てている民家をよく見かけました。確かに町まで買い物に出るのは大変。
蝶の乱舞がみれるかも!?
今回は11月後半に行きましたが、こんなにも蝶に囲まれるとは・・・!
CGの世界だけかと思いきや、まさかここ香港でこれだけの蝶が舞う光景を見ることができるとは思いませんでした。
虫嫌いの方は、もう少し涼しくなってからの方がよいかも。
蝶が後ろから来て、目の前をよぎっていきますから〜(笑
2009年12月に着工し、約9年の歳月をかけて作られた香港〜マカオへつなぐ海上橋。
海上橋としては、世界最長の55km。
深屈碼頭(Sham Wat Pier)
この埠頭は、インスタ映えする埠頭で有名でしたが・・・もしや数名埠頭から落ちたか!?
ないはずの黄色いフェンスが設置してありました。
深屈村好景士多(Sham Vat Village Tea House)
休憩するなら、埠頭からすぐのところにいくつかお店があります。
VatじゃなくてWatだと思うのですが、GoogleマップがVなのでそのまま表記。
標識を見落とさないで!
標識が木に覆われ、危うくゴンピン村への道を辿りそうになりました。
無人バナナ店
金額はバナナにマジックで書いてあります。
熟れ具合いで値段がついているようで、2本でHK$2のを購入。
甘みよりも酸味があり、後味に渋みが残るバナナでした。まだ熟れていなかったのかな〜!?
香港の海ほたる!?
写真では小さくて見えませんが、マカオ側の海ほたるも遠くに見えましたよ。
(勝手に海ほたると命名)
この辺りにくると足がだいぶ疲れてきて、石を避けて歩いているはずなのに、つまづくことが多々。
自分の脚力の限界がうっすらと見えました(苦笑
足をもっと鍛えねば!
途中、迂回の警告標識がありましたが、特に気にせずまっすぐ進みました。どこが危険だったのかわかりませんが、判断はご自身で!
トレイルについてはここまでです。
食事の場所などは、タイオーのどかな漁村〜無形文化遺産のある村をご覧ください。
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