香港最高峰タイモーシャン(大帽山) の中腹にある村、川龍に有名な茶樓があります。
村の中心を流れる小川の側にはクレソン畑があって、お皿いっぱいのクレソン炒めを出してくれることでも有名。
どの点心も美味しい端記茶樓(ソンゲイチャーラウ)での過ごし方と、迷いやすい店への行き方を写真付きでご案内します。
<飲茶店の概要早見表>
- ワゴンサービス: なし
- ローカル度:頑張りましょう!(飲茶店初心者さん目線)
- 価格:コスパ抜群!(目安:二人で7品注文の合計額HK$133)
- サービス:Good
- サービスチャージ:多分なし(レシートなし)
- 支払い方法:現金(テーブル会計)
スタッフが食べたお皿の数をみて計算します。
すべてがセルフサービスの端記茶樓
この店は大帽山を訪れるハイカーたちの朝食または昼食場所にもなっているので、休日はとても賑わっています。
今回は、平日昼前に到着したのでそれほど混んでいませんでした。
2階席は、布で覆われた鳥籠の中の鳥が綺麗な声で歌っていました。
ですが、なかなかの声量〜(苦笑
急な階段の上り下りが面倒だったので、1階で席を探すことに。
まずは席を確保し、次に給湯コーナーへ。
給湯コーナーには、4種類の茶葉と食器が用意されています。
給湯器の蛇口はたった2つ。
そのひとつを陣取るおばさまが、そこでまさかの洗杯・・・そしてできあがったのは、列ではなく人混み!
その場で洗杯するには狭すぎるので、ここはスマートに行動しましょう♪
- 小さな洗面器のような赤いプラスチックのボールに使用する食器を入れる。
- 急須に好みの茶葉と湯を入れ席に戻る。
- 茶を食器にかけてすすぎ、再び湯を入れに戻る。
- いざ蒸し台へ〜♪
この一連の動作がわからない方は、[香港]飲茶を楽しむためのマナー!入店から注文の仕方までを解説をご覧ください。
蒸し台にはいろいろな点心が用意されています。
蓋は閉まっていますが、ここでは自分で蓋を開けてもよさそう。
近くにあるトレーに食べたい点心をのせ席へ。
セイロは思いのほか熱いので、気をつけましょう!
厨房で点心ができあがるとアナウンスが流れます。
スタッフは親切で、マゴマゴしていると助けてくれます。
また蒸し台にスタッフがいると、写真のようにセイロの蓋を開けてくれたり、一番下から熱々の点心を取ってくれます。
お目当てのクレソン(西洋菜サイヨンチョイ)は、この夏の時期はありません。
中秋節以降に行くとあるとのこと。
それでも野菜炒めコーナーには、中国菜が5種類ぐらい用意されています。(別部屋)
点心の他に、ローストグースや蒸し鶏コーナー、麺類も注文できます。
揚げ物はガラスケースに入っていますが、1種類しかありませんでした。
やはり混んでいても週末に行く方が、点心の種類は多いようです。
川龍村、端記茶樓への行き方
MTR荃灣駅(ツェンワン)のB出口を出たら、写真にも写っている歩道橋を渡ります。
*荃灣はビルとビルが歩道橋でつながっているので、Googleマップではなかなかわかりづらい時があります。
さらに次の歩道橋を行き止まるまで渡り続けます。
突き当たったら、右手のエスカレーターで降ります。
降りたら進行方向に少し歩き、最初の角を左に曲がります。
ビルの間の細い路地を進むと、ミニバス80番の川龍村行きのバス停は目の前!
運賃はオクトパスカードもしくは現金で乗車する時に払います。
現金は、オクトパスカードのタッチパネルの下の投入ボックスへ。(お釣りは出ませんよ)
川龍から来たバスはここへ到着。
また駅に戻る帰りのバスもここから出発。
バスを降りて山を少し下ると、黄色い手すりが見えます。
その階段を降りると端記茶樓に到着です。
店は6時から14時までです。
時間配分を考えながら、香港最高峰の大帽山へのハイキングもセットで楽しんでみるのはいかがでしょうか。Enjoy♪