香港に住んでから、毎週末の行事になった飲茶屋さん巡り。
今回はケネディタウンにある超ローカル飲茶店、早朝3時から開店している新興食家を紹介します。
Googleレビューに「カオス!」と書いてあったけれど、まさにその通り!
「どう注文していいかわからず、座ったもののすぐさま店を出た」と友人。
香港の飲茶店が初めての方にはハードルが高いかもしれません(笑
私たちが今までに訪れた飲茶店の中でも、1位、2位を競うほどの超ローカル度。
でもこの記事を読めば店の様子がわかるので、戸惑いは少なく済むはず。
美味しくコスパもよいので、そんなローカルな雰囲気を感じたい方はひるまずGO!
楽しくチャレンジしてみてください♪
<飲茶店の概要早見表>
- ワゴンサービス: なし
- ローカル度: 難関(飲茶店初心者さん目線)
初心者さんはこの店に行く前に⬇️の記事に目を通してね。たくさん驚かずに済みます。
[香港]飲茶を楽しむためのマナ!ー入店から注文の仕方までを解説 - 価格: コスパ良し(目安:二人で5品注文の合計額HK$121)
- サービス: OK
- 支払い方法: 現金(キャッシャー会計)
新興食家の店の様子と注文の仕方〜
隣テーブル、隣の人との距離はとても近く、もちろん相席!
席に座るとおばちゃんに広東語でまくし立てられました。
英語で「わからない」といっても容赦なし!
英語通じず、おばちゃん引き続き広東語でなんかいってる😅
『x△#x@、あがったよ〜!』と厨房のおじちゃん、できあがった点心の名前を叫びます。
それをおばちゃんがトレーに乗せて、テーブルの間をこれまた叫びながら歩きます。
トレーだから6皿ぐらいしかのってないので、点心名がわかる人の早い者勝ちですね。
こんな感じだから、まぁとにかく活気のある店です。
先ほどのおばちゃんが、湯のはったボールに食器一式を入れて戻ってきました。
「あそこだよ」と指差しで何か教えてくれています。
その場所は、入口から入って左の点心受け取り場所。
てっきり持ち帰りの人たちのピックアップ場所かと思っていたら、蒸し台になっていました。
待っても点心がなかなか回ってこない場合は、蒸し台まで取りにいきましょう。
並んだはいいが、前の人の行動を観察してみてもどういう流れなのかわからない。
この頃はまだ香港に来て間もなかった。今考えれば店の雰囲気にすっかり飲まれていたのかな。
きゃ〜、次は自分の番!
すぐ後ろに並んでいた男子に助けを求める。
「中国語を話せないのであれば、蓋を開けてこれって言えばいいよ。」
「自分で持って行くの?」
「スタッフはそこまでやってくれないから、少なめに選んだ方がいいよ。」と。
・・・蓋を勝手に開けるのはいかがなものか。
でもおばちゃんは忙しそう。そして私の後ろには人が並んで待っている。
この時は失礼して、蓋を開けさせていただきました。
現地の人とのコミュニケーションも、旅の楽しい思い出になります。
⬇️の記事には、写真付きで点心の名前が載っています。
私は広東語を習ったことがないけれど、理解してもらっていますよ。
通じなかったら写真を見せればいいから、とりあえず言ってみましょう!
「これ食べる?」と、さきほどのおばちゃんが焼売を持ってきてくれました。
どこの飲茶店もそうですが、必ず焼売と海老蒸し餃子(ハーガウ)は声をかけてくれます。
外国人が注文する人気定番メニューだからですね。
「もう焼売とかの味わかってるから、他の点心食べたいんだけれど〜」と思っていたら、ダーリン、おばちゃんの押しの強さに負けました😅
でもおばちゃんが押してくるのにはちゃんと理由があったのです。
ここの焼売、手作り感があっておいしい!
ぶっきらぼうな話し方に悪気はなく、「はい、これ美味しいから食べんさい。」そんな感じ。
点心の味も、懐も、おばちゃんの優しさにも満足した新興食家でした。
糯米包 シュウマイ!
新興食家への行き方〜
最寄駅はMTR堅尼地城(ケネディタウン)駅からわずか徒歩3分。
A出口を出て、海に向かってまっすぐ歩いた右側。
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