香港島で一番高い山、ビクトリアピーク(太平山)を目指すハイキングコースはいくつかあります。
どこにいるかによっても変わってきますが、大きく分けて3つ。
正直なところ、見える景色が違うのでどれもおススメです (笑
トレイルの特徴をまとめているので、魅かれたルートにチャレンジしてみてください。
記事後半は、中環駅からモーニングトレイルへの行き方と、ピーク山頂への行き方をご案内します。
目次
ピークへのメジャー3トレイル
オールドピークロード(Old Peak Road)〜ピンク色
この道は、トラムができるまで人が椅子かごをつかって人を運んでいた道。
3コースの中で一番距離が短いトレイル、1.2kmです。
中環駅からオールドピークロードへの行き方は、ビクトリアピークへ歩いて登る行き方2通り〜美尻強化の道♪をご覧ください。
モーニングトレイル (The Morning Trail)〜水色
香港の25あるカントリーパークの中で、一番面積の小さな龍虎山郊野公園(Lung Fu Shan Country Park)を通りピークへ向かうトレイル。
ハットンロード (Hatton Road) からハーレフロード(Harlech Road)を通りピーク(ピークタワー)までの2.8km。
今回は景色を楽しむため、ハーレフロードではなく1kmほど長めのルガードロードをご紹介します。
ポクフーラムファミリーウォーク(Pok Fu Lam Family Walk)〜黄緑色
ポクフーラム貯水池周りを歩き、ピークを目指すトレイル2.5km。沢好きな方へおススメ!
ポクフーラムファミリーウォーク、ピークへ着いてから楽しめる西高山觀景台への行き方は、ポクフーラム(薄扶林)貯水池からピークへ〜癒されハイキングコース!からご覧ください。
ピークへ着いてから楽しめる3トレイル
ピークサークルウォーク (The Peak Circle Walk)〜青色
太平山を一周する3.5kmのコース。(1時間〜)
香港の絶景が見れる北側ルガードロード(Lugard Road)と、ラマ島が見える南側ハーレフロード(Harlech Road)を歩く平らな道。
西高山觀景台 (High West Viewing Point)
ルガードロードとハーレフロードの分岐点にある公園、西高山ピクニックサイト脇からひたすら階段を上る600mトレイル。尾根伝いに登っていくので帽子を忘れずに!
太平山の山頂を目指すトレイル
ピークと呼ばれているものの、ピークサークルウォークは海抜396m、まだ山頂ではありません。
太平山の頂上は海抜は552m。西高山ピクニックサイトから登れます。
中環駅からモーニングトレイルへ歩いて行く方法
ミッドレベルエスカレーターの終点、干徳道(Conduit Road)まで上がったら、ひたすら右へ進みます。
犬がリードなしで、道の真ん中をこちらに向かってくる〜と思ったら、野生のイノシシでした。(笑
結構な割合で、遭遇します。
ミッドレベルエスカレーターからは、20分ほどでモーニングトレイル入口に到着。(1.3km)
写真左手の坂道、克頓道 (Hatton Road)を上がります。ファーストバスが停車するのはこの辺り。
(少し上ると公衆トイレあり)
ゆるやかな坂道をしばらく行くと、3本道が現れます。地図通りは左の道へ。
この写真はY字に見えますが、実は竹林の中にもう1本道があり、松林砲台(Pinewood Battery))経由でも行けます。
アスファルトではなく、山道を歩きたい方は松林砲台へ。
西高山ピクニックサイトまでたどり着いたら、健康器具などを利用してストレッチで一休み。
(公衆トイレあり)
ルガードロード展望台への行き方
初めての方が迷うのはここ!
ハットンロードから上って来るのは、左の道。
西高山ピクニックサイトを境に道の名前が変わり、直進するとハーレフロードとなります。
ピークサークルウォーク、ルガードロードとハーレフロードを1時間ほどで一周することができます。(海抜396m)
今回は折り返して、写真右の道ルガードロードへ。
太平山の山頂を目指す方は、写真右の階段へ。
何本にも根が伸びた木。冬の間もハイビスカスやカラフルな蝶が舞い、亜熱帯気候だと感じます。
モーニングトレイル入口へバスで行く方法
ハットンロードまで歩くことが遠いと感じる方は、ファーストバスやミニバスで行くことができます。
<ファーストバス13番>
最寄駅:MTR中環駅〜D2出口
Lan Kwai Fong (ランカイフォン)のD’Aguiler Streetから乗車。
降車場:克頓道(ハットンロード)
ちなみに13番バスの始発はシティホールです。
<ミニバス3番>
最寄駅:MTR中環駅〜ifcのミニバス乗り場
降車場:旭龢消防局 (Kotewall Fire Station)
乗車時に、紙に書いた降りるバス停名をドライバーさんに見せましょう。
消防署の脇の階段をあがるとモーニングトレイルに合流します。
ifcのミニバス乗り場が分からない方は、路線バスで行くビクトリアピーク〜中環バス乗り場への行き方や運行情報をご案内!をご覧ください。
ビクトリアピーク山頂への行き方
山頂へは、ピクニックサイトのこの階段を上り山の中へ。
途中道が分かれますが、左の道へ進んだ方が短距離です。
Victoria Peak Pavilion
ピーク頂上に到着!
実際の山頂は、写真奥に見える電波塔。(海抜552m)
限られた貴重な日陰スペースなので、休憩している人がたくさん。
(売店と公衆トイレあり)
パビリオンからは、香港の島々が見えます。
喧騒のイメージが強い香港ですが、少し歩くと豊かな自然が溢れていることに気がつきます。
山頂公園(Victoria Peak Garden)
この写真の左脇の道を下って行きます。
木陰やベンチがある静かな公園があります。
こじんまりとしているので、ピクニックに最適です。
(地図の山頂あたりの⭐️マークの場所)
ビニールシートを持ってくれば、お昼寝できます。
帰りは、アスファルトの道を下っていくとピークタワーに到着します。
まとめ
セントラルからビクトリアピークへ歩いて行くコースはこのように色々あります。
いずれも舗装されているので歩きやすく、標識もでているので、迷子になることはないでしょう。
出発地点にはコンビニがありません。お水の用意をしっかりしてから出発しましょう。
「ピーク山頂に行けばさらによい景色が見れるのか?!」
The香港!に会いたければ、ルガードロードの展望台からが一番楽しめます!Enjoy〜♪