[香港]旺角ワゴン式飲茶レストラン 倫敦大酒樓 (London Restaurant)

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Entrance

香港に住んでから、毎週末の行事になった飲茶屋さん巡り。
今回は旺角にある大衆レストラン、倫敦大酒樓を紹介します。

飲茶初心者さんにはハードルの低い店。それは日本語メニューがあるから〜!

飲茶店の概要早見表

  • ワゴンサービス: あり
  • ローカル度: 問題なし(飲茶店初心者さん目線)
  • 価格: リーズナブル (目安:二人で5品注文の合計額HK$187)
  • サービス: Good (観光客なれしてる)
  • サービスチャージ:あり
  • 支払い方法: 現金/クレジットカード(テーブル会計)

香港の人たちは飲茶の慣習として食器を洗っています。
郷に入っては郷に従えで、飲茶のマナーについて知りたい方はこちらをご覧ください。

店内は、香港ブームだった頃にできた店なのでは・・・と思ってしまうデザイン。
ある意味、レトロ・・・。
日本人観光客がかなり来ていたのでしょう。看板もメニューも日本語だしね。

「サンカイネ〜」と1階にいたお姉さんがエレベーターボタンを押してくれました。
飲茶は3階です。

メニューには載っているけれど、全ての点心がワゴンサービスで運ばれるわけではありません。
ワゴンで運ばれない点心もあるので、その場合はオーダーシートにチェックして係の人に渡します。
ワゴンに取りに行かなくても、オーダーシートに記入すれば持ってきてくれます。

焼き物コーナーがあるので、そこへは伝票を持って取りに行きましょう。
トレーがあるので、それにのせて席に戻るといいですよ。

ここは酒樓なので、点心以外のメニューもあります。
お隣のご婦人は、チーズソースのかかったロブスターを召し上がっていました。

今回注文した点心

マーラーカオ、四川風ラー油ワンタンは、オーダーシートで注文。
またもや茶色い食べ物ばかり〜😅
湯葉巻きのオイスターソース蒸しは、味濃いのが好きな方向きです。

倫敦大酒樓への行き方

このレストランはNathan Road(ネイサンロード)沿いにあります。
MTR旺角駅の出口E2の階段を上がると、背中側がネイサンロード。
ネイサンロードを左に少し歩くと、「ロンドンレストラン」と日本語の看板が出ているのですぐにわかります。

こぼれ話

飲茶店にはお茶担当がいます。たいていチャイナカラーの白いジャケットを着て、お茶だけでなくテーブルセットも兼ねていて、テキパキ仕事が速いです。
大きなやかんを扱うからか、ほとんどが男性。

今回白髪のキュートなおじさんが担当。
なぜキュートかというと、こちらでは珍しい笑顔の対応。(本当に、マジ珍しい。)
もう帰ろうか〜と思っていた時、湯呑みに茶が入っていないことに気付いたおじさんは、ポットの湯を確認。
「もう足さなくていいよ」と言うまもなく、一連の動作が速すぎ。
あっという間に湯を足して戻ってきたおじさんは、慣れた手つきで茶をそそいでくれた。
「ちょいちょい、もうちょっと蒸らそうよ〜」と、私たち二人とも心の中でつぶやく。

「お湯がなくなったら、こうやってポットの蓋を開けとくんだよ。そうしたら湯を足すからね〜」と笑顔で教えてくれた。(多分)
と〜ても親切❤️外国人だから知らないと思って教えてくれたのね。

湯が足りない時の合図は知ってたけれど、「もう終わり」の合図も実はあるのかな〜と考えながら、味のないお茶を二人ですすりました。
言葉が通じなくても、こんな交流をとても幸せに感じる今日この頃。

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