北東新界にある八仙嶺郊野公園 (Pat Sin Leng Country Park)に、「水の流れる響き」と書いた美しい名前の貯水池があります。
今回のトレイルはその流水響水塘 (Lau Shui Heung Reservoir) から200種以上の蝶を保護している鳳園蝴蝶保育區 (Fung Yuen Butterfly Reserve)までの約7.5km。
比較的ゆるやかな道のり、様々な景色を見せてくれるこのハイキングトレイルは初心者から楽しめます。
美しい新緑、色鮮やかな紅葉、蝶やトンボが舞う時期には楽しさもさらに倍増。
中心地からトレイル入口までは少し遠いですが、おススメトレイルのひとつです!
目次
流水響水塘から鳳園蝴蝶保育區へのトレイルマップ
流水響水塘(Lau Shui Heung Reservoir)への行き方
最寄駅:水色の東鉄 (East Rail) 線の粉嶺(Fanling)駅〜C出口
バス:ミニバス52B
降車場:八仙嶺郊野公園(分叉路口)
Googleマップで確認
鶴藪道 (Hok Tau Road)
Gooleマップに記載されたバス停ではなく、その先の分岐路までミニバスは走ってくれます。
明らかに停まる場所ではなさそうですが、乗車していたハイカーと一緒に降車。
目指すは、流水響水塘(Lau Shui Heung Reservoir)!
しばらく道路を歩きます。
流水響水塘から鳳園蝴蝶保育區への道のり
流水響郊遊徑 (Lau Shui Heung Country Trail)
公衆トイレが見えたら、流水響水塘まわりを少し散策。
木々が貯水池に映されフォトジェニックな写真が撮れます!
ここからしばらく木陰のある道を登ります。
右に逸れる道がありますが、ひたすら真っすぐ分岐路まで。
衛奕信徑9段 (Wilson Trail Sec. 9)
この標識まで登ってきたら、今度は下り。
鶴藪水塘(Hok Tau Reservoir)方向へ。
道幅もある程度あるので、トレイルランも楽しそ♪
降りて行くに従って、水の流れる音が聞こえてきます。
今回はダムを歩くので、鶴藪(Hok Tau)方向へ!
ダムからはしばらく舗装された道。
山道をそのまま歩きたい方は、ダムへは行かず沙螺洞(Sha Lo Tung)方向へ。
鶴藪水塘水壩 (Hok Tau Reservoir Dam)
ダムが見えてきました。
山と貯水池とダムの組み合わせは、本当に絵になります♪
香港には235種の蝶が確認されているそうです。そんなに種類があることに驚きです。
鶴藪水塘家樂徑 (Hok Tau Reservoir Family Walk)
ダムからしばらく歩くと、再び山道へ。
BBQエリアは入れないように、テープが巻かれています。
このテープが外されるのはいつになるのでしょうね。
冒険せずに直進!
maps.meというアプリをたまに使いますが、最新情報がアップデートされていませんでした。
道が閉鎖されていて、結局またこの分岐路に戻ることに。
階段を登らず、このまま真っすぐ平らな道を進みましょう!
八つの峰を歩くハードなトレイルコースに挑戦する方は、この階段を登ります。
おススメの休憩場所!
マイナスイオンたっぷりの珠坑橋 (Chu Han Bridge) で休憩!
癒される〜♪
なかなか涼しく、小川の水が冷たすぎて足をつけられませんでした。(10月上旬)
場所の様子をIGで確認
笹の間から何か飛び出してこないかと不安になるぐらい、笹に覆われた細い道が続きます。
沙螺洞張屋(Sha Lo Tung Cheung Uk)
この村の家は、1700年代に建てられ香港歴史的建造物2級に登録されています。
もう少しなんとかならんのかこの廃墟。
ハーブゼリーやドリンクを売っているので、しばし休憩。
しばらく道路を降りていくと、右手に標識が見えます。
ここから一気に下り!またもや膝が笑ワラ〜。
下まで降りると鳳園蝴蝶保育區(Fung Yuen Butterfly Reserve)に到着します。
町への戻り方
Googleマップでは道は繋がっていませんが、鳳園蝴蝶保育區から道なりに進むとロータリーがあります。
ミニバス20P番で大埔墟(Tai Po Market)駅へ。
Googleマップで乗り場を確認
食事をする方は駅まで行かず、運頭坊(Wan Tau Square)で降車して町を散策してみてください。
Googleマップで降り場を確認
美味しいローカルフードについては、まだ出会ってない香港を楽しむ!をご覧ください。
まとめ
トレイルの入口まで少し遠いですが、貯水池やダム、湿地帯と様々な道、景色を見せてくれます。
手のひらサイズの蝶から小さな蝶、カラフルなトンボが住む自然の楽園。
今まで歩いた香港トレイルの中で、一番バランスがよいお気に入りのトレイルです。
木陰の道も多いので、一年中楽しめますよ。Enjoy〜♪
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